Buncho Univ.
School of Kainushi
About School of Kainushi
日本では江戸時代から人との共存を始めた文鳥ですが、その生態や健康管理についての研究は必ずしも十分に行われているとは言えない状況にあります。
飼育方法も獣医師やブリーダー、熟練飼育者がそれぞれのノウハウを持つものの、十分な情報共有が行われているとは言い難く、未だコンセンサスに至っていないのが現状です。
そこで私たち文鳥大学ではかいぬし学部を設け、人々が蓄積した科学知と実践知の集積と統合を行い、そして知を求める多くの人の希求に応え、知の普及に微力を尽くしています。
文鳥ではなく人を学生に迎えるという、本学の長い伝統の中でも例を見ない先進的な試みであり、当学部は文鳥と人とのよりよい関係構築を目指し、日々教育・研究活動を行っています。
かいぬし学部長 小松 ぽん
Research
本学部では、文鳥についての深い知識を求めるすべての飼主の方のために、研究成果を分かりやすい形式にまとめ、発信しています。
文鳥生体学では、文鳥の優れた身体の構造や仕組みについて学びます。あなたの小さな家族が、いかに美しく機能的な身体構造を有しているのかを知ることで、文鳥に対する一層の愛情と敬意が培われることでしょう。
文鳥医学では、文鳥の病気やケガについて、病理や予防法を学びます。現代の人社会の分業体勢に鑑みれば、文鳥の病気やケガの診断と治療は獣医師と呼ばれる専門的な教育を受けた人々の役割であり、飼主の方に期待される役割は病気やケガの予防と早期発見です。傷病についての深い知識を身につけ、適切に獣医師と連携できる飼主を目指しましょう。
文鳥飼育学では、具体的な文鳥の飼育環境、飼育方法、文鳥との接し方について学びます。すでに飼主になっている方だけでなく、これから飼主になろうという方にも是非ご覧いただき、文鳥との幸せな関係を築いていって欲しいと願っています。