バイクを嗜むパチクリ先生

文鳥と腸閉塞(イレウス)

腸の運動を司る神経に異常が生じたり、異物が侵入したりすること等によって、腸が塞がってしまうことを腸閉塞、あるいはイレウスと言います。便が出せなくなったり、腸の吸収機能が障害されたりすることによって、様々な悪影響が生じ、急激に状態が悪化し、一日ともたずに死亡してしまうこともある疾病です。

リラックスちゅん太先生

文鳥とメガバクテリア症(AGY症、マクロラブダス症)

メガバクテリア症は比較的新しい病気で、古い文献では書かれていません。重篤化することは稀であるものの、文鳥にも感染する病気で、消化器系の症状を起こします。一方で、感染していても無症状の場合があり、無症状の子がキャリアとなってヒナや同居鳥へと感染が拡大してしまうことがあるため、注意が必要です。

正面アップぽん先生

文鳥と腎疾患

腎疾患はタンパク質やカルシウムの過剰、ビタミンAの欠乏など、様々な栄養の不均衡で生じ、慢性の場合はハッキリした症状が現れにくいため発見が遅れ、突然死の原因になります。栄養失調のほか感染症や重金属中毒など、腎疾患の原因は多岐に渡ります。適切な飼育管理と栄養素の取り扱いをしっかり確認して、予防することが重要です。