もちもちぽん先生

文鳥と肥満

文鳥は太りにくい体質をしていますが、不適切な食餌や病気を原因として肥満になる場合があります。人間と同様、文鳥にとっても肥満は様々な病気を引き起こすため、しっかり予防する必要があります。肥満の原因と肥満が起こす病気、そして肥満の予防について、詳しく学んでいきましょう。

見返りぽん先生

文鳥と脂肪肝(肝リピドーシス)

肥満になる生活をしている文鳥は脂肪肝の危険が高まります。肝臓に脂肪が蓄積して肝機能を障害する病気で、急性症状の場合は突然死を起こします。ヒナでは挿し餌のあげすぎが脂肪肝の原因になります。比較的よくある病気ですから、よく確認しておきましょう。

首が伸びたぽん先生

文鳥とカルシウム過剰症

カルシウムは不足しても問題を起こしますが、過剰になっても中毒を起こします。カルシウム過剰症は骨格形成異常だけでなく、神経症状、腎障害、他の栄養の吸収阻害など、幅広い影響があります。カルシウム自体の栄養管理はもちろんですが、カルシウムの吸収に関わるビタミンDの摂取量にも注意してカルシウムの過剰症を予防しましょう。

身長を測るぽん先生

文鳥とカルシウム欠乏症

カルシウムは骨格や卵の形成のために必要であるだけでなく、神経や筋肉運動、止血にも関わっています。カルシウムの欠乏は骨格以外にも、身体に様々な悪影響を及ぼしますので、栄養管理をしっかり行い、予防しましょう。特にメスの文鳥は産卵時にカルシウムの必要量が増えるため、カルシウム不足にならないように注意が必要です。

きらきら八重歯ぽん先生

文鳥とビタミンD過剰症

ビタミンDは骨格形成に重要な役割を持っているビタミンで、不足も過剰も病気を招きます。文鳥でも人間でも、ビタミンDの過剰はビタミン剤やサプリメントの過剰摂取によって起こる場合がほとんどです。ビタミンD欠乏症とあわせて、過剰症についても学びましょう。

羽繕いするぽん先生

文鳥とビタミンD欠乏症

ビタミンDは骨格形成に重要な役割を持っているビタミンで、不足も過剰も病気を招きます。ビタミンDの欠乏は様々な方法で予防できますので、それぞれの手法のメリットと危険性を理解した上で、確実に実施できる方法を選びましょう。

目がキラキラのぽん先生

文鳥とビタミンA欠乏症

ペレット食やビタミン剤が普及した現在では発症の可能性が減少してはいるものの、シード食の文鳥さんでは引き続き注意が必要なのが「ビタミンA欠乏症」です。ビタミンAが欠乏すると全身に病状が現れる可能性があり、やっかいです。予防できる病気ですので、しっかり理解して文鳥さんの健康を守ってあげてくださいね。

尾羽を繕うぽん先生

文鳥と甲状腺腫

甲状腺腫はヨウ素の欠乏が慢性化することによって生じる疾病です。甲状腺は代謝に関与する重要なホルモンを分泌しているほか、近隣に気道や食道、心臓等の重要な器官があるため、甲状腺腫が発症すると様々な症状を引き起こす可能性があります。