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胸筋を触って健康状態を知る

胸を羽繕いするぽん先生
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トップ画像:自ら胸筋をチェックするぽん先生(@comatsu_cotoLi

非常に発達した文鳥の胸筋は、日々チェックすることで健康管理に役立てることができます。

体調が悪くなると最初に影響が出る部分の1つであるため、病気の早期発見につなげられます。

文鳥の胸筋

文鳥に限らず、鳥類は胸筋が猛烈に発達しています。

これは羽ばたくために主に胸筋を使っているためであり、胸筋は体重の15%~30%を占めると言われています。

人間は運動不足で胸筋が落ちますが、鳥類は健康状態が良ければ胸筋を最適な状態に保つことができます。

注:痩せている鳥を無理に運動させようとすると病状が悪化するので止めましょう。

文鳥を含むスズメ目の鳥は鳥類の中でも基礎代謝率が特に高く、体調不良になるとすぐに胸筋が萎縮し始め、体調が回復するとすぐに戻ります。

感覚の鋭い人であれば1日で変化に気づくことができるほど急激に変化するため、文鳥の健康状態を知るための有力な手がかりの1つになります。

胸筋チェックのポイント

文鳥の胸部は羽毛で覆われており、見ただけでは分からないので、触って胸筋の状態をチェックします。

胸部から腹部にかけて、身体の中心には竜骨突起という骨の部分があり、触ると周囲との硬さの違いが感じられます。

その竜骨突起を中心に、左右に胸筋が広がっているので、張り具合を確認します。

文鳥が健康な時に胸筋のチェックを行い、健康な状態の感触を確かめておく必要があるでしょう。丸みを帯びてふっくらしているはずです。

健康な状態に比べて、くぼんだようになっていて、中央の竜骨突起がはっきり分かるようになっている場合、何らかの理由で痩せてしまっていると思われます。

胸筋チェックの注意点

胸筋を触る際には文鳥を握ることになりますが、長時間の保定はストレスになるので手早くチェックを終えましょう。

また、保定で胸部を押さえたり、触る時に強く押したりすることの無いように注意してください。

文鳥は胸を動かすことによって呼吸しています。肺の大きさを変えることができず、大きな胸骨を「ふいご」のように動かすことで、空気を吸ったり吐いたりしているのです。

したがって、胸を抑えられると呼吸ができず、窒息します。

最後に、文鳥の骨は飛ぶために軽量化され、中が空洞になっています。

人間と比べて骨が非常にもろいので、保定する際も胸筋を触る際も、そして常日頃から、繊細に扱うように十分注意しましょう。

参考文献

書籍

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