こちらを覗くぽん先生

文鳥と鼻炎

文鳥も鼻炎を起こします。人間は花粉症などのアレルギー性鼻炎が多いようですが、文鳥ではアレルギーは多くありません。むしろ、細菌の感染や粘膜の損傷によって鼻炎を起こします。鼻炎から副鼻腔炎や結膜炎などに広がっていってしまうことが多々あるため、早期に治療したい症状です。

横向きのぽん先生

文鳥と口内炎

口内炎は比較的よくある症状ですが、文鳥の身体の構造上、手当てが遅れると副鼻腔炎などの治療に時間がかかる病気に発展する危険性があります。一緒に暮らしている飼い主が病気のサインをしっかりキャッチすることで、早めに治してあげたいですね。また、口内炎は挿し餌の関係から、特に文鳥のヒナでは注意が必要です。

目がキラキラのぽん先生

文鳥とビタミンA欠乏症

ペレット食やビタミン剤が普及した現在では発症の可能性が減少してはいるものの、シード食の文鳥さんでは引き続き注意が必要なのが「ビタミンA欠乏症」です。ビタミンAが欠乏すると全身に病状が現れる可能性があり、やっかいです。予防できる病気ですので、しっかり理解して文鳥さんの健康を守ってあげてくださいね。

尾羽を繕うぽん先生

文鳥と甲状腺腫

甲状腺腫はヨウ素の欠乏が慢性化することによって生じる疾病です。甲状腺は代謝に関与する重要なホルモンを分泌しているほか、近隣に気道や食道、心臓等の重要な器官があるため、甲状腺腫が発症すると様々な症状を引き起こす可能性があります。

真剣そうなぽん先生

文鳥とトリコモナス症

トリコモナス症は文鳥がかかる病気の中でも特に有名です。トリコモナス原虫に寄生されることによって感染し、特に幼鳥やヒナが死に至るケースが多い病気です。しかし、正しい知識を身につけることで予防することができますし、早期に発見できれば幼鳥やヒナでも助けることができます。しっかり学んでいきましょう。