キリリとしたぽん先生

文鳥と腸炎

腸炎は人間でも文鳥でも起こります。腐ったものを食べると腸炎を起こすのは人も文鳥も共通ですが、人間では感染症のほか、食べ過ぎや飲み過ぎによって腸炎が生じます。文鳥は感染症や中毒によって腸炎を起こします。腸炎は下痢を起こし、文鳥のような小さな鳥はすぐに脱水状態になってしまい危険です。しっかり予防しましょう。

顔だけ正面を向くぽん先生

文鳥と胃炎

人間ではお酒の飲み過ぎや不規則な生活、過度のストレスなどで胃炎が起きます。文鳥の胃炎は、主にカンジダやトリコモナスなどの感染によって引き起こされます。胃炎が進展して胃潰瘍や胃穿孔(胃に穴があく)になってしまうと大事に至る可能性もあるため、油断できない病気です。

眠そうなアキ先生

文鳥のケージ設置場所

1日の多くの時間をケージで過ごす文鳥にとってケージの設置場所が適切で快適なものかどうかは健康に直結する重要な問題です。特に初心者飼い主さんにとっては迷う点も多いでしょう。文鳥のケージの設置場所に求められる条件を、なぜそうなのかという理由と一緒に学習し、新しい家族のためのベストプレイスを探し出してください。

こちらを覗くぽん先生

文鳥と鼻炎

文鳥も鼻炎を起こします。人間は花粉症などのアレルギー性鼻炎が多いようですが、文鳥ではアレルギーは多くありません。むしろ、細菌の感染や粘膜の損傷によって鼻炎を起こします。鼻炎から副鼻腔炎や結膜炎などに広がっていってしまうことが多々あるため、早期に治療したい症状です。

背中の羽が美しいぽん先生

文鳥と羽咬症

羽咬症は様々な要因で発生するため、原因の特定には飼い主の積極的な情報提供が重要になります。何でもかんでも「ストレス」で片付けてしまうのではなく、基礎的疾病の可能性も踏まえて日頃の健康観察を行いましょう。主な原因について詳しく記載してありますので、ご一読ください。

真剣そうなぽん先生

文鳥とトリコモナス症

トリコモナス症は文鳥がかかる病気の中でも特に有名です。トリコモナス原虫に寄生されることによって感染し、特に幼鳥やヒナが死に至るケースが多い病気です。しかし、正しい知識を身につけることで予防することができますし、早期に発見できれば幼鳥やヒナでも助けることができます。しっかり学んでいきましょう。