指輪を咬むぽん先生

文鳥と皮膚真菌症(皮膚糸状菌症)

皮膚真菌症とは、人間でいえば水虫のことです。文鳥では頭や首に発症しますが、稀な病気ではあります。皮膚にカビが繁殖し、かゆみが生じます。文鳥は爪で引っかいてしまい、出血を起こすこともあります。真菌とは何かという基本的なところから、丁寧に学んでいきましょう。
思索するぽん先生

文鳥とコクシジウム症

文鳥の寄生虫といえば、トリコモナスとコクシジウムです。コクシジウムはトリコモナスに比べて知名度に劣り、確かに症状も比較的地味です。しかし、地味であるがゆえにコクシジウムキャリアの文鳥が増えやすいのです。コクシジウムは環境・薬剤への耐性が高く、いちど飼育環境に入り込まれてしまうと駆虫するのが大変になります。
そでの中に入るぽん先生

文鳥と食滞(そ嚢停滞)

そ嚢にエサが溜まってしまって、腐敗を起こしたり病原体の繁殖を起こしたりしてしまうのが食滞(そ嚢停滞)です。挿し餌を与えられているヒナに多く見られますが、成鳥でも起こりうる病気です。エサが食べられない状況は、文鳥を危険にさらします。症状と予防方法を確認しておきましょう。
きゅるるんぽん先生

文鳥と副鼻腔炎

副鼻腔炎は文鳥でも人間でも起こり、「蓄膿症」の名でよく知られています。副鼻腔炎は顔の膨張や目の突出を起こすこともあり、非常に痛ましい病気です。さらに慢性化しやすく、治療しにくいという特徴もあり、厄介です。副鼻腔炎は鼻炎から続発しやすい病気ですから、飼い主による予防と早期発見が重要です。
首が伸びたぽん先生

文鳥とカルシウム過剰症

カルシウムは不足しても問題を起こしますが、過剰になっても中毒を起こします。カルシウム過剰症は骨格形成異常だけでなく、神経症状、腎障害、他の栄養の吸収阻害など、幅広い影響があります。カルシウム自体の栄養管理はもちろんですが、カルシウムの吸収に関わるビタミンDの摂取量にも注意してカルシウムの過剰症を予防しましょう。
身長を測るぽん先生

文鳥とカルシウム欠乏症

カルシウムは骨格や卵の形成のために必要であるだけでなく、神経や筋肉運動、止血にも関わっています。カルシウムの欠乏は骨格以外にも、身体に様々な悪影響を及ぼしますので、栄養管理をしっかり行い、予防しましょう。特にメスの文鳥は産卵時にカルシウムの必要量が増えるため、カルシウム不足にならないように注意が必要です。
きらきら八重歯ぽん先生

文鳥とビタミンD過剰症

ビタミンDは骨格形成に重要な役割を持っているビタミンで、不足も過剰も病気を招きます。文鳥でも人間でも、ビタミンDの過剰はビタミン剤やサプリメントの過剰摂取によって起こる場合がほとんどです。ビタミンD欠乏症とあわせて、過剰症についても学びましょう。
羽繕いするぽん先生

文鳥とビタミンD欠乏症

ビタミンDは骨格形成に重要な役割を持っているビタミンで、不足も過剰も病気を招きます。ビタミンDの欠乏は様々な方法で予防できますので、それぞれの手法のメリットと危険性を理解した上で、確実に実施できる方法を選びましょう。
筋斗雲ぽん先生

文鳥と過緊張性発作

保定や病院での診察に過度に緊張してしまい発作を起こす、過緊張性発作は文鳥に特に多いと言われています。詳しい原因が分かっていない病気ですが、緊張のきっかけになる出来事を特定し、それを回避することで予防することができるほか、少しずつ刺激に慣れる訓練をすることも有効であると言われています。
白鳥座りのぽん先生

文鳥とそ嚢炎

そ嚢炎は大人になった文鳥にはあまり見られませんが、人間による挿し餌で育つヒナには発生しやすい病気です。そ嚢は食べた餌を貯めておく器官です。そ嚢が炎症を起こして餌を食べられなくなると、文鳥はあっという間に衰弱してしまうので注意が必要です。