カメラ目線のポン先生

文鳥と気管炎・鳴管炎

気管炎や鳴管炎は、初期には元気であることに加えて、人間の風邪のような症状を見せるため、軽視されがちです。しかし、肺炎や突然死の原因になる危険な疾病であるため、すぐに病院を受診する必要があるのです。気管炎・鳴管炎がどのような症状を見せるのかしっかり確認し、予防と早期治療に活かしましょう。

何かを訴えかけるぽん先生

文鳥と熱傷(ヤケド)

常に気をつけなければいけない文鳥の事故に、ヤケドの危険があります。最もヤケドしやすい部位は脚で、重度のヤケドだと壊死して脱落してしまう場合もあります。飼い主や家族みんなで注意することによって危険を最小限にして、悲しい事故を起こさないようにしましょう。

水浴びしたら寒くて丸くなるぽん先生

文鳥と皮下気腫

皮下気腫は気のうに穴が空くなどして空気が体の中へ漏れて溜まってしまい、体表が膨らんでしまう症状です。ひどくなると体が風船のように球形に膨らんでしまい、痛々しい外観になってしまいます。皮下気腫自体の症状は体の膨張だけですが、必ず何らかの疾病を併発しているはずですから、膨らみが小さな内に病院を受診しましょう。

上を見るぽん先生

文鳥と骨折

文鳥の骨はとても折れやすく、ちょっとした事故でも簡単に骨折してしまう場合があります。骨折を防ぐために、飼い主や家族が十分注意することはもちろん、栄養管理もしっかり行いましょう。また、もし骨折してしまった場合でも、焦って行動してはいけません。冷静に、慎重に行動して、後遺症が残らないうちに治療してあげてください。

そでの中に入るぽん先生

文鳥と食滞(そ嚢停滞)

そ嚢にエサが溜まってしまって、腐敗を起こしたり病原体の繁殖を起こしたりしてしまうのが食滞(そ嚢停滞)です。挿し餌を与えられているヒナに多く見られますが、成鳥でも起こりうる病気です。エサが食べられない状況は、文鳥を危険にさらします。症状と予防方法を確認しておきましょう。

背中の羽が美しいぽん先生

文鳥と羽咬症

羽咬症は様々な要因で発生するため、原因の特定には飼い主の積極的な情報提供が重要になります。何でもかんでも「ストレス」で片付けてしまうのではなく、基礎的疾病の可能性も踏まえて日頃の健康観察を行いましょう。主な原因について詳しく記載してありますので、ご一読ください。

座り込むぽん先生

文鳥と筆羽出血

筆羽出血(ひつうしゅっけつ)とは、まだ成長途中の羽である筆羽を損傷することによって発生する出血で、普通の出血よりも止血が難しいのが特徴です。とはいえ、きちんと処置すれば致命傷には至らないので、事前の学習と冷静な対応が重要です。