何かを訴えかけるぽん先生

文鳥の主食となるシードの特徴と成分

文鳥の主食となるシードについて、主要4種の特徴と成分を確認しましょう。見た目にはどれも大差無いように見えるシードですが、それぞれに特徴があります。また、主食だけでは十分に補給することができないミネラルやビタミンについても、具体的な数字で確認することで深い理解に繋がります。

上を見るサク先生

文鳥に与えてはいけない野菜リスト

文鳥に与えてはいけない、あるいは与えても少量に留めるべきとされている野菜について、リストの形式にまとめました。それぞれの野菜がどういった理由で避けるべきなのかという点についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

クチバシに野菜が付きつつも光り輝くぽん先生

文鳥と主要なビタミンの働き

ビタミンは文鳥の健康に様々な形で関与している重要な栄養素です。ビタミンの種類と、それぞれのビタミンがどのような働きをするのかについてまとめましたので、飼育書や文鳥大学の講義を読む際の参考にしてください。

手の中からこちらを見るぽん先生

文鳥の食べられる野菜リスト・栄養表

文鳥には新鮮な野菜を与えるべきですが、どの野菜をあげればよいのでしょうか。文鳥の食べられる野菜リストと、各野菜の栄養表を作成しましたので、文鳥の献立の参考にしてください。若い文鳥では野菜を食べようとしない子もいますが、根気強く用意していると食べるようになります。食べなくとも野菜の用意を怠ってはいけません。

お弁当を付けたちーすけ先生正面

文鳥と肺炎

肺炎は治療しても予後が悪いことが多いため、早期発見が重要です。しかし、初期段階では運動後のような限られた場面でしか呼吸困難症状を見せないことが多く、注意していなければ気づくことが難しい疾病でもあります。肺炎の症状を知っておくとともに、そもそも肺炎にならないように予防を徹底しましょう。

少し下を見つめるぽん先生

文鳥とカンジダ症

消化管の常在菌であるカンジダ菌が増殖し、消化器系を障害するのがカンジダ症です。文鳥の免疫力が正常に機能していれば問題を起こさない菌ですから、食餌の栄養バランスと飼育環境をしっかりチェックして、予防することが重要です。また、不適切な挿し餌による食道のケガやヤケドも発症の原因になります。

背伸びするぽん先生の上半身

文鳥とアスペルギルス症

アスペルギルスというカビの感染によって、主に呼吸器系が障害される病気がアスペルギルス症です。しかし、初期にはほとんど症状が見られないため、気づかない内に手がつけられない程に重篤化していることもあります。治療の難しさもあり、予防の重要性が特に強調されています。

正面アップぽん先生

文鳥と腎疾患

腎疾患はタンパク質やカルシウムの過剰、ビタミンAの欠乏など、様々な栄養の不均衡で生じ、慢性の場合はハッキリした症状が現れにくいため発見が遅れ、突然死の原因になります。栄養失調のほか感染症や重金属中毒など、腎疾患の原因は多岐に渡ります。適切な飼育管理と栄養素の取り扱いをしっかり確認して、予防することが重要です。

水浴び後のぽん先生

文鳥と肝性脳症

肥満の文鳥は脂肪肝を起こして、肝臓の機能が弱くなります。肝臓が弱まるとアンモニアなどの毒素を充分に無毒化できなくなってしまい、毒素が脳に達して障害を起こすことがあり、肝性脳症と呼ばれます。肝性脳症を起こしていても元気に見えることがあり、ある日突然死んでしまうといったことも起こります。

隙間を伺うぽん先生

文鳥と卵管炎

卵塞や過剰産卵など、繁殖関連の疾病から卵管炎が続発することがあります。卵管炎から腹膜炎を起こすと急性に敗血症を起こす可能性があり危険です。産卵は文鳥にとって命がけの行為です。卵管炎に限ったことではありませんが、無用の発情はできるだけ避けて、繁殖関連の疾病を予防しましょう。