講義中にお昼寝タイムを迎えたぽんすけ先生

文鳥の栄養学 ― 脂質

ネガティブなイメージを持たれがちですが、実は体を健康に保つために欠かせないのが脂質です。脂質は量のコントロールだけでなく、必須脂肪酸をバランスよく摂取するという「質のコントロール」も重要になります。文鳥における脂質について詳しく学びましょう。

スマートに講義するもみじ先生

文鳥の栄養学 ― タンパク質

タンパク質はアミノ酸が多数結合してできています。筋肉や臓器はもちろん、クチバシや爪に至るまで、タンパク質は体を構成する要素として非常に重要なものです。さらに、酵素やホルモン、免疫物質など、生理機能の維持にも幅広く関与しています。文鳥におけるタンパク質について詳しく学びましょう。

ヤケドに怯えるぽん先生

文鳥と事故-ヤケド系

事故によって愛鳥が傷つき、あるいは命を落としてしまうことは、悔やんでもくやみきれない辛い経験になってしまいます。具体的な事故の危険を知り、イメージを持っておくことで、「はっ」と気がつくことのできる飼い主になることができます。本講義ではヤケド系の事故を取り上げます。

学習期のぽん先生

文鳥のヒナと学習期にやること

おおむね4週齢から11週齢の文鳥のヒナ(幼鳥)は学習期であると言われます。この時期に経験したことは決して忘れないため、いかに良い習慣を身に着け、悪いクセを付けさせないかが重要です。今回は、学習期のヒナが経験すべきことについて学びます。

全力脱水中のぽん先生

文鳥と注意すべき時期の水浴び

幼鳥期や繁殖期、病気の時など、水浴びに際して特別の注意が必要な時があります。どういった時期にどのような配慮が必要なのかを確認し、愛鳥の健康を守るための知識を身につけましょう。

考え過ぎて虚ろな目になるぽん先生

文鳥の標準体重に関する研究ノート

文鳥の標準体重は25g程度だと言われていますが、本当なのでしょうか。25gよりも遥かに重い子でも、元気で健康に生活している様子はよく見られます。文鳥の標準体重のについて、少し詳しく研究してみましょう。

カメラ目線のポン先生

文鳥と気管炎・鳴管炎

気管炎や鳴管炎は、初期には元気であることに加えて、人間の風邪のような症状を見せるため、軽視されがちです。しかし、肺炎や突然死の原因になる危険な疾病であるため、すぐに病院を受診する必要があるのです。気管炎・鳴管炎がどのような症状を見せるのかしっかり確認し、予防と早期治療に活かしましょう。

お弁当を付けたちーすけ先生正面

文鳥と肺炎

肺炎は治療しても予後が悪いことが多いため、早期発見が重要です。しかし、初期段階では運動後のような限られた場面でしか呼吸困難症状を見せないことが多く、注意していなければ気づくことが難しい疾病でもあります。肺炎の症状を知っておくとともに、そもそも肺炎にならないように予防を徹底しましょう。

換羽中のぽん先生

文鳥とタンパク質・アミノ酸欠乏症

成長中の幼鳥や産卵期のメス、換羽期などには、タンパク質の必要量が増加するため、欠乏症を起こしやすくなります。また、穀類はアミノ酸の含有率が低いため、シード食の文鳥ではアミノ酸の欠乏にも注意する必要があります。時期に応じて、カナリーシードやペレット、動物性タンパク質など、いろいろなエサの量を調整しましょう。

指に掴まるキラキラぽん先生

文鳥と脚気(ビタミンB1欠乏症)

脚気の名で知られるビタミンB1欠乏症、あるいはチアミン欠乏症は、文鳥でも起こります。ビタミンB1は穀類に含まれているため、成鳥では普通起こりませんが、挿し餌で育てられているヒナは要注意です。不適切な挿し餌によりビタミンB1が欠乏すると神経炎を生じます。脚に麻痺が起き、痛みから食欲不振などの症状が見られます。